MacBook Air M4 vs M3|買い替えるべき?

MacBook Air M4 vs M3|買い替えるべき?

※ この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。リンク経由で購入いただくと、サイト運営費として売上の一部を受け取る場合があります。読者の皆さまに追加の費用は一切発生しません。

MacBook Air M4とM3、買い替える価値はあるのか——結論から言えば「多くのM3ユーザーには不要」です。ただし特定の用途や条件に当てはまるなら、M4への乗り換えに十分な価値があります。本記事ではスペック・ベンチマーク・実際の使い勝手を徹底比較し、買い替えの判断基準を明確にします。(2026年2月更新)

この記事では以下がわかります。

  • M4とM3の具体的な性能差(ベンチマーク数値で比較)
  • Apple Intelligence対応の違いとその影響
  • 買い替えるべき人・待つべき人の判断基準

🏆 結論:買い替えるべき?

  • 買い替えるべき:動画編集や3D作業をする人、Apple Intelligenceをフル活用したい人、メモリ16GB以上が必要な人
  • 待ってOK:Web閲覧・Office作業が中心のM3ユーザー → 体感差は小さい
  • 新規購入なら:M4一択。価格差が小さく、あえてM3を選ぶ理由がない
目次

スペック比較一覧

M4はCPU・GPU・NPUのすべてでM3を上回る正統進化。メモリも最小16GBに引き上げられました。

項目 MacBook Air M4(2025) MacBook Air M3(2024)
プロセス TSMC 3nm(第2世代) TSMC 3nm(第1世代)
CPUコア 10コア(4P+6E) 8コア(4P+4E)
GPUコア 10コア 10コア
NPU 16コア(38 TOPS) 16コア(18 TOPS)
メモリ 16GB / 24GB / 32GB 8GB / 16GB / 24GB
メモリ帯域 120GB/s 100GB/s
ストレージ 256GB〜2TB 256GB〜2TB
ディスプレイ 13.6型 Liquid Retina(500nit) 13.6型 Liquid Retina(500nit)
カメラ 12MP Center Stage対応 1080p FaceTime HD
ポート MagSafe+USB-C×2(Thunderbolt 4) MagSafe+USB-C×2(Thunderbolt 3)
Wi-Fi Wi-Fi 6E Wi-Fi 6E
バッテリー 最大18時間 最大18時間
重量 約1,240g 約1,240g
価格 198,800円〜 164,800円〜(販売終了後は在庫限り)



CPU性能:約25%の順当な向上

M4はCPUコアが8→10に増加し、シングル・マルチともにM3を明確に上回ります。

ベンチマーク M4 M3
Geekbench 6 シングル 約3,800 約3,100 M4が約23%上
Geekbench 6 マルチ 約15,200 約12,000 M4が約27%上
Cinebench R23 シングル 約2,200 約1,780 M4が約24%上
Cinebench R23 マルチ 約12,500 約9,800 M4が約28%上

約25%のCPU性能向上は、1世代の進化としては大きめの数字。しかしWeb閲覧やOffice作業など日常タスクでは、M3でもすでに十分なパフォーマンスを発揮しており、体感でM4との差を感じる場面は少ないでしょう。

差が出るのは動画エンコード・コンパイル・大量データ処理などCPUを長時間フルに使う作業。Final Cut Proでの4K動画書き出しでは約20〜25%の高速化が期待でき、この差は作業効率に直結します。

GPU性能:コア数同じでも約20%改善

GPUは同じ10コアでもアーキテクチャの改良により、M4が約20%高いパフォーマンスを発揮。

ベンチマーク M4 M3
3DMark Wild Life Extreme 約7,200 約5,900 M4が約22%上
Geekbench 6 GPU (Metal) 約53,000 約43,000 M4が約23%上

GPU性能の向上は写真編集(Lightroom RAW現像)や動画編集(Final Cut Pro / DaVinci Resolve)で実感できるレベル。4Kタイムラインのリアルタイムプレビューがよりスムーズになり、エフェクト適用時のプレビュー待ちが減少します。

ただし「M3のGPU性能に不満を感じていない」なら、この20%の差は買い替えの決定打にはなりにくいでしょう。

NPU・Apple Intelligence:最大の差別化ポイント

Apple IntelligenceのフルスペックはM4でこそ活きる。M3との最も重要な違いがここにあります。

項目 M4 M3
NPU性能 38 TOPS 18 TOPS
Apple Intelligence フル対応 基本対応
高度なAI処理 ローカルで高速実行 一部クラウド依存

NPU性能が18 TOPS→38 TOPSへと2倍以上に向上。これはApple Intelligenceの処理速度に直接影響します。M3でもApple Intelligenceは利用可能ですが、複雑な処理ではクラウドに頼る場面が増え、レスポンスが遅くなるケースも。

M4では以下のAI関連機能がより快適に動作します:

  • 文章の書き換え・要約:メール・メモの AI支援がリアルタイムに処理
  • 画像生成(Image Playground):生成速度がM3比で大幅改善
  • Siriの高度な文脈理解:ローカル処理の比率が高く、応答が速い
  • 写真のクリーンアップ:不要オブジェクト消去がワンタップで完了

Apple Intelligenceをフルに活用したいなら、M4への乗り換えは検討に値します。逆にAI機能にそこまで興味がなければ、この差はあまり気にならないでしょう。

カメラ・ポート:地味だが確実な改善

カメラが12MP Center Stage対応に進化。Thunderbolt 4対応も見逃せないアップグレードです。

M4モデルのフロントカメラは12MPのCenter Stage対応に。ビデオ通話中にカメラが動く人物を自動追従し、複数人での通話でも全員がフレームに収まります。M3の1080p FaceTime HDカメラからは大幅な進化。テレワークでビデオ会議が多い人には嬉しいポイントです。

ポートはThunderbolt 3からThunderbolt 4へ。理論上の最大転送速度は同じ40Gbpsですが、Thunderbolt 4は外部モニター出力の安定性やデバイスの互換性が改善されています。外部ディスプレイを2台接続する場合のクラムシェルモード対応が拡充されました。

バッテリー・デザイン:ほぼ変化なし

バッテリー持ちと外観デザインはM3から据え置き。ここに差はありません。

公称バッテリー駆動時間はどちらも最大18時間。M4はプロセスの改良で電力効率が向上していますが、その分パフォーマンスが上がっているため、実使用でのバッテリー持ちはほぼ同等です。

外観デザイン・重量・厚みはまったく同一。M3ユーザーがM4に買い替えても、見た目では新しいMacBookだとわかりません。カラバリも同じ4色(ミッドナイト・スターライト・スペースグレイ・シルバー)で変化なし。

メモリ:最小16GBへの引き上げが大きい

M4モデルは最小構成が16GB。M3の8GBモデルからの買い替えなら体感差は劇的です。

M3の最小構成は8GBで、Chrome+Slackなどのマルチタスクではメモリが不足気味になる場面がありました。M4では最小16GBに引き上げられ、一般的なマルチタスクを余裕でこなせる容量に。

M3の8GBモデルを使っていて「メモリ不足」を感じている人にとって、16GBへのステップアップは最も体感差が大きいポイント。ブラウザのタブを大量に開いても、バックグラウンドアプリがスワップで遅くなることが激減するでしょう。

一方、M3の16GBモデルを使っている人にとっては、メモリ面での恩恵は限定的です。

価格差と買い替えコスト

新品価格差は約34,000円。中古売却を含めた実質負担額で判断するのが賢い。

モデル 最小構成の価格
MacBook Air M4(16GB / 256GB) 198,800円
MacBook Air M3(8GB / 256GB)※在庫限り 164,800円
価格差 約34,000円

M3を下取りに出した場合の目安(2026年2月時点):

  • MacBook Air M3(8GB / 256GB):約100,000〜110,000円
  • MacBook Air M3(16GB / 512GB):約130,000〜140,000円

つまり実質負担額は約60,000〜100,000円。この金額で25%のCPU性能向上、2倍のNPU性能、16GB最小メモリ、12MPカメラを得られると考えれば、投資対効果は悪くありません。ただしM3の16GBモデルからの乗り換えでは、体感差が小さいため費用対効果はやや低下します。

買い替えるべき人 / 待つべき人

M3からM4への買い替えは「全員にすすめる」ほどの差ではない。自分の用途に照らして判断を。

買い替えるべき人

  • M3の8GBモデルを使っていてメモリ不足を感じている人 → 16GB最小は大きな恩恵
  • 動画編集・写真編集を頻繁に行う人 → CPU/GPU約25%向上は作業効率に直結
  • Apple Intelligenceをフル活用したい人 → NPU 2倍の差は処理速度に影響
  • ビデオ会議が多いテレワーカー → 12MP Center Stageカメラが業務品質を向上
  • M2以前のモデルからの乗り換え → M3スキップでM4を選ぶのが最適解

待ってOKな人

  • M3の16GBモデルを使っていて不満がない人 → 体感差は限定的
  • Web閲覧・Office・メールが中心の人 → M3で十分すぎる性能
  • AI機能に興味がない人 → NPU性能差はAI以外では無関係
  • 買い替え予算を抑えたい人 → M3が快調なら使い続けるのが経済的

新規購入ならM4一択

これからMacBook Airを初めて買う・他PCから乗り換える人は、迷わずM4を選ぶべき。

M3モデルは販売終了後に在庫限りとなり、Apple整備済製品や中古市場でのみ入手可能に。価格差は約34,000円ですが、16GB最小メモリ・38 TOPS NPU・12MPカメラ・Thunderbolt 4の改善点を考えると、新規購入でM3を選ぶ理由はほとんどありません。

M3整備済製品が大幅値引き(15万円以下等)で出ていれば検討の余地はありますが、通常価格に近い金額ならM4の方が長く使える投資です。

よくある質問(FAQ)

Q. MacBook Air M4とM3、性能差はどれくらい?

CPU約25%、GPU約20%、NPU約2倍の性能向上。日常操作の体感差は小さいですが、動画編集やAI処理では明確な差が出ます。

Q. M3の8GBモデルで困っていないけど買い替えるべき?

現時点で不満がなければ急ぐ必要はありません。ただし今後のmacOSアップデートやApple Intelligence機能の追加で、8GBでは厳しくなる可能性は高いため、長期的には16GBへの移行を視野に入れておくと安心です。

Q. M2からの買い替えならM4がおすすめ?

はい。M2→M4ではCPU約40〜50%、GPU約40%、NPU約3倍の性能差があり、2世代分のジャンプで体感差は大きいです。M2ユーザーがM3をスキップしてM4に乗り換えるのは賢い選択です。

Q. MacBook Air M4とMacBook Pro M4はどう違う?

MacBook Proは冷却ファン搭載で高負荷時の持続性能が上。ProMotionディスプレイ(120Hz)、SDカードスロット、HDMI出力も搭載。動画編集や開発がメインならPro、携帯性と汎用性ならAirが最適です。

Q. M4モデルで256GBストレージは十分?

Web閲覧やOffice中心なら十分ですが、写真・動画を扱うなら512GB以上を推奨。クラウドストレージを積極的に活用するなら256GBでも運用可能です。

関連記事

MacBook・PC選びに役立つ関連記事はこちら。

まとめ:M3ユーザーは「自分の不満」で判断

M4は正統進化だが「全員が買い替えるべき」ほどの革新ではない。不満ドリブンで判断するのが正解です。

CPU約25%、GPU約20%、NPU約2倍——数字だけ見れば大きな進化ですが、日常操作での体感差は限定的。M3の8GBモデルでメモリ不足に悩んでいるか、動画編集やAI機能で性能差を感じているか、ビデオ会議のカメラ品質に不満があるか——具体的な「困りごと」があるなら買い替えの価値は十分にあります。

逆にM3で快適に使えているなら、M5世代まで待つのも賢い選択。新規購入の場合はM4一択です。16GB最小メモリとApple Intelligence対応は、今後のmacOSの進化を考えると大きなアドバンテージになるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次